狂犬病は、発病するとほぼ100%死亡してしまう、恐ろしい病気です。

狂犬病は人や犬、猫をはじめとしてすべての哺乳動物がかかる人獣共通感染症で、
発病した場合は人へも動物へも非常に危険ですので、積極的に予防接種をお願いします。

犬の場合、狂犬病に感染すると通常2~8週間で発病します。発病するとまず食欲不振や暗所へ隠れるなどの挙動異常を示します。そしてやがて意識障害に陥り、麻痺が全身に及んで死亡します。

発病している犬の唾液中には多量のウィルスが含まれているため、この時期の犬に人や動物が噛まれると狂犬病に感染します。狂犬病はいったん発病したら有効な治療法はありません。
しかしワクチンで予防することが可能です。

※予防接種は基本的に一年中、通常の診察時間内にて接種可能です。

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<索引>
財団法人 松岡科学研究所
松研薬品工業株式会社
狂犬病臨床研究会

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